こんにちは。日本で出産をし、次女が3ヶ月の時にマレーシアに移住をしてきました。母子留学が増えている近年のマレーシアですが、乳児連れの人はそう多くないのではないかと思い、今回はマレーシ×乳児生活の現実についてまとめてみたいと思います。
メリット(よかったこと)
①ベビールームが充実している
マレーシアのベビールーム事情ってどうなの?と気になる方は多いと思います。私も最初は充実度に驚きましたが、大概のデパートでしっかりとベビールームが備え付けられています。
こちらではベビールームと呼ばれていたり、ファミリールームといって、トイレ・おむつ替え・椅子などがセットになっている部屋などがあることが多いです。大手デパートなどではミルク調乳用のウォーターサーバーがあるところも多いです。(電子レンジはあまり見かけないかも?)
稀にトイレにお金を支払わないといけない場所があるマレーシアですが、ベビールームだと無料で使える、なんて場所もあります。
②マレーシアの人は子供好きが多い!
街でベビーを連れて歩いていると、大概笑顔で話しかけられます(笑)コンドミニアムで出会う掃除のおばさまも毎回ハイテンションで話しかけてくれたり、ガードの人にも100パーセント毎回声をかけられたりします。子供が好きな人が多いと肌で感じることが多いです。
③移動もGrab、買い物もGrab、届け物もGrab!!
東南アジアではGrabが主流になっていますが、我が家もその恩恵を存分に受けています。
まずは車がなくてもGrabで簡単に移動ができ、価格もそこまで高くないということ。我が家は車を所有していますが、ベビーだけの移動の時や市内に行く際はよくGrabを利用します。
買い物でも、Uber Eatsのように簡単に昼食を手に入れることができたり、Jaya Grocerなどの大手スーパーをネットスーパーのようにワンアプリで簡単に買い物をすることができます。
最後にこんな機能もあるの!と驚いたのは、お届け物ができるということです。息子の送迎時にバドミントンのラケットを忘れてしまった際、子連れで往復するのが大変だなぁ、、と思っていたところ。Grabのデリバリー機能を思い出しました!
PICKUP場所、受け取り場所を指定するだけで簡単に届けることができるのです。日本で言うとバイク便のようなものですね。
④予防接種事情について
日本に住民票を置いている方、そうでない方がいらっしゃると思いますが、マレーシアでも乳児予防接種は問題なく受けることができます。マレーシアにある日経の病院でも、ローカルのクリニックでも日本での受診項目とさほど変化はありませんが、接種時期に少し違いがあります。
我が家では生後3ヶ月目の接種は日本の予防接種を行い、その後はマレーシアのクリニックで受診をしました。
日本との大きな違いはマレーシアではBCGの接種を生後すぐに行うため、BCGはクリニックではなく病院に行き接種する必要があります。先進国では接種をしていない国もありますが、まだまだマレーシアでは発症しているケースなどがあるので我が家の場合は日本でしているされている項目は全て摂取しています。
マレーシアでの接種の場合は自費でした。
⑤ベビーシッター・ヘルパーを活用する文化がある
日本でも近年共働き夫婦が増えてきたことで、活用事例も増えてきているベビーシッターなどのサービスですが、現地の人によると中級階層でもヘルパーが在中している家が多いとのことです。
マレーシアの街ではマレー系、中華系、インド系の方が大きな人工構成になっていますが、街ではよくヘルパーさんを連れて買い物している家族をよく見かけます。
また掲示板などでもヘルパーの募集を見かけるケースは多数あり、実際の知り合いの家族でもシッターを活用している方は多いです。またスポットではベビーシッターを呼べるアプリも気軽に使われていることが多いです。
我が家でも週に三回ほど、ヘルパーに掃除や家事を手伝ってもらっています。
デメリット(悪かったこと)
私の所感としては、よかったことの割合がかなり多く、デメリットはさほどありません。
強いてあげるとすると
①散歩が気軽にいけない
マレーシアでは年間を通して暑い気候で、日中はかなり日差しが強いです。そのため、まだ温度調整がうまくできないベビーを外に連れ出すとすぐに汗ばんでしまいます。
大人だけであれば日中のお出かけ、屋台などもガンガン繰り出していきたいところですが、幼い子連れの方には外出のハードルはかなり高いです。
日本では保育園などの託児施設では毎日お散歩という習慣があると思いますが、我が家が見学したほとんどの保育所施設ではお散歩の習慣はないようでした。
②プレグラが有料
外へお散歩に行く習慣がないとなると、子連れで行くのはプレグラが主流ですがほとんどが有料です。
日本では気軽、かつ無料でいける公民館や、遊び場がありますがそういった施設はさほど多くありません。
まとめ
今日はマレーシア乳児子育てのメリット・デメリットをまとめてみました。
これから海外移住で乳児される方の参考になれば幸いです。
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